
2015年に設立したMilton Markets(ミルトンマーケッツ)。シンプルなトレードスタイルと日本語サイトのしっかりした日本語対応によって安心できると最近評判の海外FX業者です。それほど豪勢とは言えませんが、トレードコンテストや、入金ボーナスが行われていたりするので、初心者から中上級トレーダーまで幅広い方におススメできる海外FX業者となっています。最大レバレッジは1,000倍と現在主流のレバレッジがかけられるので、ハイレバトレードを行いたい方にも十分楽しめます。
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)は、2020年に大幅なアップデートを実施。口座タイプの変更や最大レバレッジの変更、取引手数料の改定などを行いました。さらに入金ボーナスが開始したのもこのころから。まさに今が口座開設にベストタイミングと言えるかもしれません。
このページの目次
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)の基本情報
会社名: Milton Markets Ltd.
本社所在地: Transpacific Haus, Lini Highway 2nd Floor, Port Vila, Vanuatu
金融ライセンスはバヌアツライセンスを保有(VFSCライセンス:登録番号40370)
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)の口座種類
MiltonMarketsで用意されている口座タイプは2つ。「FLEX口座」はFX初心者から中上級者まで幅広い層におすすめの口座タイプとなっています。最大レバレッジが500倍、最低入金額が1万円と低いこともあって、トレード資金に余裕のない方でも安心してトレードをスタートすることができます。一方の「SMART」口座ですが、大口トレーダーにおすすめの口座。レバレッジは1,000倍、最低入金額は3万円となっています。
FLEX口座 | SMART口座 | |
最大レバレッジ | 500倍
|
1,000倍
※1000倍 (150,000JPYまで) |
ロスカット水準 | 20%以下(マージンコール50%) | 50%以下(マージンコール100%) |
平均スプレッド | 1.7pips~ | 1.0pips~ |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
最低入金額 | 10,000円 | 30,000円 |
最小取引量 | 1,000通貨(0.01lot) | 1,000通貨(0.01lot) |
最大取引量 | 500万通貨(50lot) | 500万通貨(50lot) |
最大保有ポジション | 100ポジション | 100ポジション |
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)で禁止されている行為
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)では、
- リベートの獲得目的や詐欺的な行為が疑われる場合
- 口座が第三者によって管理されている場合
- 複数口座間でのヘッジ取引及び疑わしい取引
- 特定グループ内でのヘッジ取引及び疑わしい取引
- システム欠陥や市場の構造を利用した取引及び疑わしい取引
- レバレッジ、ボーナス等を悪用した投機的な取引
といった行為は禁止されています。禁止されている行為を行った場合には、出金拒否や約定拒否、最悪の場合口座凍結になる可能性もありますので、十分注意しましょう。ただし、Milton Markets(ミルトンマーケッツ)が特別の禁止行為ではありません。どこの海外FX業者でも行っていることなので、普通に取引をしていれば特に問題はありません。
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)の通貨ペア
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)の通貨ペアは全部で44種類です。この数字は他の海外FXと比べると少々少なく感じます。とはいえ、メジャーな通貨ペアは網羅しているので、それほど気にする必要はありませんが、もしもマイナー通貨でのトレードを行うことを考えて口座開設を検討しているのであれば、豊富な通貨ペアを持つ海外FX業者が良いかもしれません。Exnessなどは110を超える通貨ペアを保有しています。
取扱通貨ペア一覧(44種類)
AUD/CAD | AUD/CHF |
AUD/JPY | AUD/NZD |
AUD/SGD | AUD/USD |
CAD/CHF | CAD/JPY |
CHF/JPY | EUR/AUD |
EUR/CAD | EUR/CHF |
EUR/DKK | EUR/GBP |
EUR/HUF | EUR/JPY |
EUR/NOK | EUR/NZD |
EUR/SEK | EUR/TRY |
EUR/USD | GBP/AUD |
GBP/CAD | GBP/CHF |
GBP/JPY | GBP/NZD |
GBP/USD | NZD/CHF |
NZD/JPY | NZD/SGD |
NZD/USD | USD/CAD |
USD/CHF | USD/CZK |
USD/DKK | USD/HKD |
USD/JPY | USD/MXN |
USD/NOK | USD/RUB |
USD/SEK | USD/SGD |
USD/TRY | USD/ZAR |
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)のスプレッド
ミルトンマーケッツのスプレッドですが、以下のようなものとなっています。
※こちらの情報は2022年8月現在のものです。数値の変更がある場合もありますので、リアルタイムの情報を入手する場合には公式サイト等を参照するようにしてください。
FXのスプレッド
FLEX口座のスプレッド一覧 | SMART口座のスプレッド一覧 | |
AUD/CAD | 2.1pips | 1.9pips |
AUD/CHF | 2.1pips | 1.7pips |
AUD/JPY | 1.8pips | 1.7pips |
AUD/NZD | 3.2pips | 2.6pips |
AUD/SGD | 1.2pips | スマート口座でのみ取引可能 |
AUD/USD | 1.9pips | 1.1pips |
CAD/CHF | 2.3pips | 1.6pips |
CAD/JPY | 2.0pips | 1.6pips |
CHF/JPY | 2.1pips | 1.2pips |
EUR/AUD | 2.1pips | 1.4pips |
EUR/CAD | 2.3pips | 1.5pips |
EUR/CHF | 2.0pips | 1.4pips |
EUR/DKK | 3.8pips | 4.0pips |
EUR/GBP | 2.0pips | 1.0pips |
EUR/HUF | 1.4pips | 1.1pips |
EUR/JPY | 1.5pips | 1.1pips |
EUR/NOK | 7.1pips | 7.2pips |
EUR/NZD | 4.5pips | 3.9pips |
EUR/PLN | 7.7pips | スマート口座でのみ取引可能 |
EUR/SEK | 8.0pips | 7.8pips |
EUR/TRY | 11.4pips | 10.7pips |
EUR/USD | 1.5pips | 1.0pips |
GBP/AUD | 2.7pips | 2.1pips |
GBP/CAD | 1.6pips | 2.1pips |
GBP/CHF | 2.9pips | 2.2pips |
GBP/JPY | 2.0pips | 1.3pips |
GBP/NZD | 4.0pips | 3.3pips |
GBP/USD | 1.5pips | 1.4pips |
NOK/SEK | 4.9pips | スマート口座でのみ取引可能 |
NZD/CAD | 2.6pips | 2.3pips |
NZD/CHF | 2.6pips | 2.0pips |
NZD/JPY | 2.0pips | 1.4pips |
NZD/SGD | 4.7pips | スマート口座でのみ取引可能 |
NZD/USD | 1.5pips | 1.2pips |
SGD/JPY | 0.4pips | スマート口座でのみ取引可能 |
USD/CAD | 2.0pips | 1.5pips |
USD/CHF | 2.1pips | 1.7pips |
USD/CHN | 1.1pips | スマート口座でのみ取引可能 |
USD/CZK | 56.4pips | 50.8pips |
USD/DKK | 9.8pips | 8.3pips |
USD/HKD | 3.8pips | 3.6pips |
USD/JPY | 1.5pips | 0.9pips |
USD/MXN | 48.1pips | 26.8pips |
USD/NOK | 10.9pips | 3.6pips |
USD/PLN | 9.0pips | スマート口座でのみ取引可能 |
USD/SEK | 5.4pips | 4.8pips |
USD/SGD | 2.9pips | 2.3pips |
USD/TRY | 9.1pips | 9.5pips |
USD/ZAR | 46.2pips | 28.8pips |
貴金属のスプレッド
SMART口座のスプレッド一覧 | FLEX口座のスプレッド一覧 | |
日経225指数
(JPN225) |
0.6pips | 1.0pips |
ダウジョーンズ30指数
(US30) |
0.2pips | 0.5pips |
S&P500指数
(SPX500) |
0.2pips | 0.5pips |
ナスダック100指数
(NAS100) |
0.1pips | 0.5pips |
FTSE100指数
(UK100) |
0.1pips | 0.5pips |
ダックス30指数
(DAX30) |
0.1pips | 0.5pips |
EUSTX50指数
(EUSTX50) |
0.1pips | 0.5pips |
カック40指数
(CAC40) |
0.2pips | 0.6pips |
スペイン35指数
(ESP35) |
0.7pips | 1.1pips |
香港G33指数
(HKG33) |
0.6pips | 1.0pips |
ASX200指数
(AUS200) |
0.2pips | 0.6pips |
エネルギーのスプレッド
SMART口座のスプレッド一覧 | FLEX口座のスプレッド一覧 | |
USOIL
(米国油) |
0.3pips | 0.7pips |
UKOIL
(英国油) |
0.3pips | 0.7pips |
NGAS
(天然ガス) |
0.3pips | 0.7pips |
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)の取引時間
ミルトンマーケッツの銘柄ごとの基本的な取引時間は以下の通りとなっています。
サマータイム期間中は通常時と1時間ほど異なります。
通貨ペア
夏時間:月曜日06:00~土曜日05:55
冬時間:月曜日07:00~土曜日06:55
貴金属
夏時間:月曜日07:00~土曜日05:45
冬時間:月曜日08:00~土曜日06:45
株式指数
夏時間:月曜日07:00~土曜日05:00
冬時間:月曜日08:00~土曜日06:00
エネルギー
夏時間:月曜日07:00~土曜日05:45
冬時間:月曜日08:00~土曜日06:45
仮想通貨
夏時間:月曜日06:00~土曜日05:55
冬時間:月曜日07:00~土曜日06:55
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)の利用のメリットとは?
では、ここからはMilton Markets(ミルトンマーケッツ)を利用するメリットについて見ていきましょう。
1.スプレッドが狭い
Milton Marketsはスプレッドが狭く設定されているようです。ただし、最近はどこの海外FX業者も業界最小と謳っているものの、ほぼ似たようなものとなっています。なかでも米ドル/日本円・ユーロ/日本円・ユーロ/米ドルといったメジャーな通貨ペアは狭いスプレッドとなっています。
2.約定力が高い
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)の平均約定スピードは0.1秒とされています。そんな高速約定の要因は、世界中の大手金融機関も利用するEQUINIX(エクイニクス)社のロンドンデータセンター(LD4)内にサーバを設置しているためです。他の海外FX業者もEQUINIXのデータセンターを使用しているところは軒並み約定率が高いというように言われています。
約定スピードは、トレーダーが発注してから約定処理されるまでの速さを指しますが、約定スピードが遅いと希望のタイミングで注文・決済ができないため、この点は大きなメリットです。
3.NDD方式を採用
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)ではNDD方式を採用しています。これにより透明性の高いトレードが実現可能となっています。以下DD方式とNDD方式の違いについて簡単にまとめました。
DD方式とは?
DD方式とは「Dealing Desk(ディーリングデスク)」の略。通常トレーダーからの注文を受ける際、FX業者を通してインターバンクに注文が出されます。実はこの際にトレーダーの注文が必ず発注されているとは限らず、ディーラー側にて調整が可能となっています。よって悪いFX業者の中には、有利になる注文は市場に流し、不利になる注文は市場に通さないといういわゆる「ノミ行為」が行われる可能性があります。この場合、トレーダーとFX業者の関係は利益相反となるため、トレーダーが儲かればFX業者側がマイナスに、トレーダーが損をすればFX業者がプラスになるというものがDD方式です。
NDD方式とは?
一方のNDD方式は「Non Dealing Desk(ノンディーリングデスク)」と呼ばれる取引方式。 こちらはトレーダーの注文を受ける際、FX業者を通さずに、そのままインターバンクに注文が出されます。よって、DD方式と異なり透明性が高く安全なトレードが可能となります。トレーダーとFX業者の関係は、トレーダーが儲かるとFX業者も儲かるWin-Winの関係となります。その状態でFX業者はどうやって儲けているのか?というと、収入源はスプレッドになります。そのためNDD方式のFX業者は、必然的にDD方式よりスプレッドが広めに設定されています。しかしながら、最近はどこのFX業者もゼロ口座的なスプレッドが狭い口座を持っているので、NDD方式であってもスプレッドが狭いところは増えています。日本国内のFX業者はDD方式がほとんどですが、海外のFX業者の大半はNDD方式をとっているため、透明性が高いものの、スプレッドが高くなる傾向がある点は覚えておきましょう。
4.追証なしのゼロカットシステムを採用
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)では追証なしのゼロカットシステムを採用しています。そのためトレードにおいて損失が膨らんでしまい借金を抱えてしまっても追証がないため、口座残高が万一ゼロになったとしても、マイナス部分はMilton Markets(ミルトンマーケッツ)がカバーしてくれます。
ゼロカットシステムとは?
ゼロカットシステムとは、為替相場の急激な変動により、ロスカットが間に合わずにマイナスが発生してしまった場合に、FX業者が損失分を補填してくれるシステムを言います。国内FX業者の場合には、残高以上の損失が発生した場合、追証(追加証拠金)として損失分を支払わなければならない義務が発生します。借金が残りそれを支払わなければならないためリスクが高くなります。しかし海外FXであればその負担はゼロです。トレーダーは預け入れた証拠金以上のマイナスを背負うリスクが一切なく、純粋にトレードに専念することができる点がこのゼロカットシステムの最大のメリットです。
海外FX業者側として、なぜゼロカットシステムといった業者としてマイナスになるようなことをあえて行うのでしょうか?それはトレーダーを長く囲い込むためです。トレーダーが長くかつ頻繁にトレードをしてくれればくれるほどFX業者に利益をもたらしてくれますが、トレーダーの損失が多ければ多いほど、マイナス補填する額も雪だるま式に増えて利益は失われていきます。いずれにせよ、トレーダーは借金を抱えることなくトレードができるわけです。
追証とは?
追証(追加証拠金)とは、取引によってトレーダーの口座残高がマイナスになってしまった場合、そのマイナス分をトレーダーがFX業者に支払わなければならないものです。追証とゼロカットシステムが相まみえることはありません。追証が無ければゼロカットシステムがある状態となります。
国内FXは追証があるのでゼロカットシステムがなく、海外FXは追証がなくゼロカットシステムがあるのが一般的ですが、全ての海外FX業者がゼロカットシステムを採用している訳ではないので注意しましょう。ゼロカットシステムがあると思ってハイレバレッジのトレードを行ったものの、実は追証があって借金を抱えてしまった、ということにならないようにしておく必要があります。
5.日本語のサポートがしっかりしている
公式ホームページを見ていただければ日本語の文章はしっかりと意味が通るものだとわかっていただけるように、Milton Markets(ミルトンマーケッツ)は日本語サポートがしっかりしている海外FX業者です。お問い合わせはライブチャットが利用可能、しっかりとした日本語で返してくれます(メールアドレス:support.ja@miltonmarkets.com)。サポートに対する悪い噂はほとんど聞かれません。
6.最大レバレッジ1,000倍
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)のSMART口座はレバレッジ1,000倍となっています。FLEX口座は500倍ですので、多くの方はSMART口座で口座開設すると思いますが、ハイレバトレードが大いに楽しめることでしょう。ただし注意点として 、口座残高によってレバレッジが変わります。残高150,000円までは1,000倍ですが、1,000,000円までだと500倍、1,000,001円以上だと200倍に制限がかかりますので注意が必要です。
7.CFD銘柄などの商品が豊富
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)では貴金属・エネルギー、株式インデックスなど多数の商品取扱いがあります。CFD商品を取引するために新規口座を開設する必要はありません。
8.ボーナスキャンペーンが豊富
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)では、定期的にキャンペーンが開催されていることが見受けられます。過去のキャンペーンでは最大1,000万円の入金にて、入金額の20%がボーナス付与される入金額20%ボーナスや、2万円以上の入金で入金額の17%分が付与される新年17%ボーナスなどがあったようです。
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)のボーナスは他社と比較しても、決して豪華とはいえませんが。入金するだけでもらえるボーナス、トレードするだけで行えるボーナスなどで取引資金を増やせます。
9.スリッページ保証制度あり
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)では、トレーダーの注文が下記のすべての条件を満たしている場合、お客様の口座に対し注文価格と約定価格の差額(スリッページ分)をお支払いしてくれる制度があります。
- スリッページ幅が1pips以上
- 約定時間が500ms以上
- 約定時間がマーケットオープン・クローズ時前後60分以外
- 約定時間が指標発表・ニュース等の前後30分以外
10.取引方法に制限がない
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)では、基本的に取引方法に制限が設けられていません。EAトレードやスキャルピングトレードも可能。そのため、中上級者のトレーダーにとってはいろんなトレード手法を試すことができる点は魅力です。
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)の利用のデメリットとは?
1.ロスカット水準が証拠金維持率50%
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)のロスカット水準はSMART口座の場合50%です(FLEX口座は20%)。一般的な海外FX業者では平均水準が20%~30%となっています。ロスカット水準が高い場合、早い段階でロスカットが実行されギリギリまでポジションを持つことができなくなります。ハイレバレッジなトレードを行ってもロスカットラインに届きやすくなることから、ロスカット水準の高さはネックとなります。
2.信託保全ではなく分別管理
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)では分別管理が用意されています。この分別管理とセットで覚えておきたいのが信託保全です。信託保全と分別管理の違いは以下の通りとなっています。
分別管理
分別管理とは、トレーダーから預かった資金と運営費用を別々に管理する方法を言います。こちらは誰かに委託して管理するわけではなく、単に別口座にて管理しているだけのため、万が一経営が傾いたり倒産したりした場合、トレーダーの口座が差し押さえられてしまう可能性があります。ひどい場合には、口座に預けていた資金が一切戻ってこなかったということにもつながります。
信託保全とは?
信託保全とはトレーダーから預かった資金を、第三者(主に銀行や証券会社など)へ信託して保全管理する方法を言います。万が一FX業者が破綻した場合でも、「トレーダーの資金は守られる」というのが特徴となっており、経営が傾いた際にはFX業者の運営資金に回されてしまったりして、トレーダーの口座が差し押さえられることは一切ありません。
信託保全は分別管理よりもさらに安全性の高い方法ではありますが、「信託保全=安心」というわけではありません。また、信託保全と言っても完全信託(全額補償)なのか、一部信託(補償上限あり)なのかによっても補償される金額は変わってきますので、中身や条件をしっかり確認しておきましょう。
3.取引ツールはMT4のみ
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)で利用できる取引ツールはMT4の1種類のみです。MT4は世界中で利用されているので特に問題はないものの、MT5が主流となってきている今、MT5がないのがネックとなる方もいるのではないでしょうか?ただしWebやPC、モバイルと多彩なデバイスで操作は行えるので、そこまで心配する必要はありません。
MT4(メタトレーダー4)とは?
MT4(メタトレーダー4)はMetaQuotes Software社が開発した、世界中で一番使用されているFXトレーディングソフトです。MT4には、トレードの判断材料になる主要な指標(インジケーターと言います)があらかじめ備わっているため、利用開始後にさらに新開発された指標はダウンロードして使用することが可能です。また、EA(自動売買プログラム)を設定することにより、システムがトレーダーに替わって自動で売買をしてくれるのでとても楽なのメリットです。画面に張り付いてトレードする必要がないため、仕事を持っている方も安心してトレードできます。
MT5(メタトレーダー5)とは?
MT5(メタトレーダー5)は、MT4の進化系のプラットフォーム。MT4に備わっている先駆的機能は装備されいるので、MT4にも勝るユーザーエクスペリエンス(UX)の向上や、より豊富なテクニカル分析を可能にしたものとなっている点が特徴です。特に動作スピードは大幅に向上したとされていることから、MT4がもっさりした動きだと言われる一方、MT5はスピーディーな動きを行うことができます。直感的に操作できるわかりやすいインターフェースや、優れたカスタマイズ性が魅力。海外FX初心者から中・上級者などあらゆるタイプのトレーダーに対して理想的なトレード環境を提供しているプラットフォームです。とはいえ、MT4が主流の状況であることには変わりありません。MT5がさらに浸透するにはしばらく時間がかかるかもしれません。
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)の入出金方法
入金方法
口座への反映時間 | 入金手数料 | |
クレジットカード (VISA/MasterCard) | 初回:1営業日,2回目以降:即時 | 無料 |
国内銀行送金 | 1営業日以内 | 無料 |
海外銀行送金 | 3~5営業日以内 | 無料 |
出金方法
着金スピード | 出金手数料 | |
クレジットカード | 1営業日以内 | 無料 |
海外銀行送金 | 3~5営業日以内 | 2,400円 |
入金手数料は基本的に無料ですが、海外銀行送金ではリフティングチャージといった手数料がかかります(いくらになるのは経由方法や利用する銀行によって異なりますので確認しておきましょう)。
まとめ
以上、Milton Markets(ミルトンマーケッツ)について見てきました。
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)は、ハイレバレッジとスキャルピング可能な環境、約定率の高さが特徴となっているのでスキャルピングトレードを主戦場とする方にオススメです。ただし、それ以外にあまりメリットとなるポイントがありません。日本人トレーダーに人気の海外FX業者XMやGEMFOREXと比べると、いろいろな点で見劣りする点があります。キャンペーンボーナスの質もありますし、スプレッドの広さ、通貨ペアの数、最低入金額、プラットフォームの数など複合的な要素を総合的に考えると、他の海外FX業者でも正直問題はないと思います。
あとは、スキャルピングトレードトレード以外の魅力をやりながら見つけていくということもありかもしれません。いずれにせよ、まだまだこれからの海外FX業者の一つです。
海外FX総合ランキング
第1位XM(エックスエム)

すべての要素がハイレベルなオールラウンダー
XMは2009年に設立した海外FXで、日本人にとっての海外FXの代名詞と言っても過言ではありません。それくらい多くの日本人トレーダーがXMを利用しています。XMはすべての要素においてハイレベルで、まさにオールラウンダーと呼ぶのにふさわしい存在です。最大レバレッジ999倍、口座開設ボーナス、入金ボーナス、日本人スタッフによる日本語サポートなど海外FXに期待するサービスや条件はほとんど網羅しています。海外FX初心者向けのコンテンツも充実していますし、資金もしっかりと分別管理されています。海外FXを始めるならまずXMから、と言ってもいいくらいです。
- 最大999倍というハイレバレッジで資金効率もアップ
- 口座開設ボーナスや入金ボーナスが常時開催されている
- 日本人スタッフが在籍しているので日本語サポートも安心
- ロイヤルティプログラムでよりお得にトレードができる
- 追証なしのゼロカットシステム採用でリスクを抑えられる
- スプレッドがやや広い傾向にある
- スワップポイントはマイナスのほうがやや目立つ
- 口コミなどではスリッページに関するものが目立つ
- 回答時間が遅いカスタマーサポート
- プラットフォームの安定性に課題あり
最大レバレッジ | ゼロカットシステム | EA(自動売買) | 両建て | スキャルピング | 手数料 |
---|---|---|---|---|---|
1,000倍 | あり | あり | 可 | 可 | あり |
最小スプレッド | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | その他ボーナス |
---|---|---|---|
ドル円0.0pips~ | 約13,000円(現在) | 最大約55万円(現在) | ロイヤルティプログラム(現在) |
- 常時開催の口座開設ボーナス
- XMで口座開設ボーナスにあたるのが取引ボーナスプロモーションです。常時開催で約13,000円のボーナスを受け取ることができます。最初のリアル口座を開設するだけで13,000円相当のクレジットが付与されるので、初回入金の必要なくXMの商品やサービスを試すことができます。ボーナスのみの出金はできませんが、ボーナスを利用して得た利益はいつでも出金することができます。ただ、出金の際には出金額に応じた相当額の取引ボーナスが消失しますので注意しておきましょう。また、口座開設日から30日以内にボーナスの請求をしないと無効になってしますので、注意しておきましょう。
- 2段階になっている入金ボーナス
- XMの入金ボーナスは最大約55,000円まで100%、最大総計額約55万円まで20%の2段階式ボーナスとなっています。獲得利益はいつでも出金可能となっていますが、その際の出金資金に対して一定の取引ボーナス額が差し引かれる形になりますので注意しておきましょう。基本的にこの入金ボーナスは取引口座へ資金を入金するすべてのユーザーを対象としており、最高ボーナス金額に達するまでは自動的に付与されることになります。ただし、XMTrading Zero口座は入金ボーナスの受け取り対象外となりますので、注意しておきましょう。
第2位IS6FX(アイエスシックスエフエックス)

大幅なリニューアルを経て魅力を増した海外FX
IS6FXはもともと2016年にis6comとしてサービスをスタートさせた海外FXです。2020年10月12日にGMOグループ・GMOグローバルサインのイギリスCS元副社長ヌーノ・アマラル率いるITコンサルティング企業「TEC Wrold Group」に買収されて、現在のIS6FXという名前に変わりました。充実した日本語サポートや入出金サービス、ボーナスキャンペーンが魅力となっています。リニューアル後には、以前から指摘されていた取扱銘柄の少なさや入出金の遅さを改善し、よりよい海外FXへと進化しています。
- レバレッジは最大6,000倍なのでかなり資金効率を高められる
- ボーナスキャンペーンが充実しているのでお得感がある
- 情報コンテンツが充実しているので初心者の方でも安心できる
- 公式サイトも日本語対応でサポートの日本語対応も質が高い
- 追証なしのゼロカットシステム採用でリスクを抑えられる
- 定番ではあるものの取引プラットフォームがMT4のみ
- 口座タイプによってはEA(自動売買)が使えない
- 資金管理は徹底しているものの不安が残る
最大レバレッジ | ゼロカットシステム | EA(自動売買) | 両建て | スキャルピング | 手数料 |
---|---|---|---|---|---|
6,000倍 | あり | あり | 可 | 可 | あり |
最小スプレッド | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | その他ボーナス |
---|---|---|---|
ドル円0.8pips~ | 約5,000円(現在) | 最大約100万円(現在) | なし(現在) |
- 口座開設ボーナス
- IS6FXには他の海外FXと同じように、口座開設ボーナスがあります。スタンダード口座を開設した場合に限りますが、新規口座開設で5,000円分の取引ボーナスを受け取ることができます。入金をしなくとも、この口座開設ボーナスだけでIS6FXでの取引ができるようになります。もともとどこの海外FXでも口座開設ボーナスというのは、「実際に使って試してみてください」といった意味合いが強いです。ボーナスの金額だけを見ると他の海外FXのほうが魅力的な部分もあるかもしれませんが、口座開設だけで5,000円も受け取れるのであれば十分でしょう。
- 当選した方のみ入金100%ボーナスキャンペーン
- IS6FXでは期間限定で入金100%ボーナスキャンペーンもおこなっています。2021年12月20日(月)07:00 から2021年12月25日(土)07:00 までと限られていますが、当選すれば上限の100万円に達するまで何度も入金ボーナスを受け取ることができます。入金した金額がそのままボーナスになりますので、単純に証拠金が2倍になります。ただし、100%ボーナスは銀行振込での入金に限り、クレジットカードでの入金になってしまうと半分の50%ボーナスになってしまいますので注意しておきましょう。こちらもスタンダード口座のみが対象となるボーナスキャンペーンです。
第3位BigBoss(ビッグボス)

クイック口座なら最短3分でトレード開始!
BigBoss は2013年に設立した海外FXです。話題を集めた仮想通貨なども取り扱っていますので、FXトレーダーだけではなく、仮想通貨トレーダーも多く利用しています。最大999倍というハイレバレッジに加えて、豪華な入金ボーナスや取引ボーナス、高品質な日本語サポートや選択肢豊富な入出金方法も魅力となっています。セントビンセントおよびグレナディーン諸島で金融ライセンスを取得しており、追証なしのゼロカットシステム採用、証拠金の分別管理などを徹底しています。トレードを始めやすく、トータルで見ても使いやすい海外FXと言えるでしょう。
- 最大999倍という資金効率を高める圧倒的なハイレバレッジ
- 入金ボーナスや取引ボーナスがとにかく豪華
- 高品質な日本語サポートを提供する多言語対応のサポートチーム
- 入出金の方法が充実していて、なおかつ入出金がスピーディー
- 追証なしのゼロカットシステム採用でリスクを抑えられる
- 取得している金融ライセンスがややマイナー
- 幅広い銘柄を取り扱っているものの、数自体はそう多くない
- 取引プラットフォームはMT4(MetaTrader 4)のみ
最大レバレッジ | ゼロカットシステム | EA(自動売買) | 両建て | スキャルピング | 手数料 |
---|---|---|---|---|---|
999倍 | あり | あり | 可 | 可 | あり |
最小スプレッド | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | その他ボーナス |
---|---|---|---|
ドル円0.6pips~ | なし | 最大約88万円(現在) | 取引ボーナス(現在) |
- 最大約88万円の入金ボーナス
- BigBoss では8周年記念クリスマス企画のひとつとして、2021年12月17日から12月31日までの期間中、最大約88万円の入金ボーナスをプレゼントしてくれます。2021年11月15日から12月16日までの期間中での累積入金額が全部リセットとなり、再び入金すればまた最大約88万円までのボーナスを受け取ることができます。もし12月16日までの期間中に出金してしまって入金ボーナス付与対象外となってしまった場合でも、再度入金をすればまた入金ボーナスが付与されるようになっています。BigBossキャンペーン史上でも最高の金額となっていますので、是非、積極的に活用していきましょう。
- 取引ボーナスが2倍
- BigBossの8周年記念クリスマス企画にはもうひとつプレゼントがあります。それは2021年12月17日から12月31日までの期間中、取引ボーナスが2倍になるというものです。Forex MajorとForex Minorでは1ロットの取引ごとに通常440円相当の取引ボーナスがキャンペーン期間中は2倍の880円相当発生します。(各週で取引の合計ロット数を算出し、合計ロット数に応じて付与)暗号通貨CFDでは10万ドルの取引ごとに通常550円相当の取引ボーナスがキャンペーン期間中は2倍の1100円相当発生します。(通貨ペアごとに各週で1ロットあたりのボーナス額を算出し、合計ロット数に応じて付与)
第4位FXGT(エフエックスジーティー)

業界初を謳っているハイブリッド取引所
FXGTは2019年12月にサービスを開始したハイブリッド取引所です。仮想通貨をはじめとする豊富な取扱銘柄数に加えて、頻繁に開催されている各種キャンペーンが印象的です。中でも最大の特徴と言えるのが、通常の外国為替FX(通貨ペア)と仮想通貨FXのどちらにも対応しているという部分です。ハイブリッド取引所を名乗り、実際にハイブリッド取引所と呼ばれている所以でもあります。取引だけはなく、入出金通貨や口座通貨にも数種類の仮想通貨を使えるようになっており、そのあたりもとても便利です。またトレンドやニーズにも敏感なので、取引条件の改善などにも積極的です。
- ボーナスキャンペーンがとにかく豪華で頻繁に開催される
- 通貨ペアも仮想通貨も最大レバレッジ1,000倍で取引できる
- CFD銘柄の取り扱いが多く、トレードの選択肢が豊富
- 日本語によるサポートが高品質で万が一のときでも安心
- 追証なしのゼロカットシステム採用でリスクを抑えられる
- スプレッドがやや広い傾向にある
- 定番のMT4の取り扱いはなく、取引ツールはMT5のみ
- 過去にシステムエラーによる入出金トラブルがあった
最大レバレッジ | ゼロカットシステム | EA(自動売買) | 両建て | スキャルピング | 手数料 |
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1,000倍 | あり | あり | 可 | 可 | あり |
最小スプレッド | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | その他ボーナス |
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ドル円1.4pips~ | 5,000円(現在) | 最大200万円(現在) | 上限100万円ボーナス(現在) |
- 新規登録でもれなく5,000円プレゼント
- 日本時間の2021年12月1日17:00:00から1月4日16:29:59までの期間、FXGTではFXGTに新規登録の方、もしくは既に登録していてアカウント認証が完了していない方がこの期間中にアカウント認証を完了した場合、MT5口座に5000円分のボーナスが付与されるキャンペーンを開催しています。対象となるのはスタンダード口座、ミニ口座、FX専用口座になります。期間限定ではありますが、一般的な海外FXで言うところの口座開設ボーナスにあたるものと考えていいでしょう。ただし、登録ボーナスのみでトレードをおこなって、利益の出金をするのであれば300ドル相当額以上である必要があります。
- 初回100%+以降30%入金ボーナス
- 2021年9月1日からの期間限定でFXGTのeWalletに入金した後、eWalletからMT5口座へ資金を移動させると入金額と入金回数に応じてボーナスがもらえる入金ボーナスも開催されています。終了期限は未定なので、今のうちに利用しておきましょう。初回入金は入金額の100%でボーナス上限は7万円(または相当額)、以降の入金は入金額の30%でボーナス上限は全期間を通して200万円となっています。対象となる口座はスタンダード口座・ミニ口座・セント口座です。2021年1月25日に全ユーザーの入金回数カウントがリセットされています。既に入金を済ませているユーザーでも対象となる可能性があります。
第5位Exness(エクスネス)

日本に舞い戻ってきたハイスペック海外FX
Exness は2008年に設立された海外FXになります。ご存知の方もいるかもしれませんが、実はExnessは一時的に日本から撤退していました。しかしながら、2020年に入ってから日本語公式サイトや日本語サポートを充実させ再び日本人トレーダーへとアプローチをかけ始めたのです。レベルアップして日本に舞い戻ってきたハイスペックになったExnessの存在は日本人トレーダーにとっては本当にありがたい限りです。海外FXの魅力がぎゅっと詰まったスペックとなっており、今後もさらなるサービスの拡大が期待できます。これからにも注目の海外FXです。
- レバレッジ無制限という選択肢がある
- 取り扱っている銘柄がとにかく多いので選択肢が豊富
- 取引プラットフォームはMT4とMT5でバッチリ
- 高品質な日本語でのサポートがあるので万が一のときでも安心
- 追証なしのゼロカットシステム採用でリスクを抑えられる
- レバレッジ制限があり、人によっては厳しく感じられる
- スワップポイントがほとんどつかないので期待できない
- ボーナスキャンペーンは不定期開催でその頻度も少ない
最大レバレッジ | ゼロカットシステム | EA(自動売買) | 両建て | スキャルピング | 手数料 |
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無制限 | あり | あり | 可 | 可 | あり |
最小スプレッド | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | その他ボーナス |
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ドル円0.0pips~ | なし(現在) | なし(現在) | なし(現在) |
- レバレッジ無制限という選択肢
- レバレッジというのは資金効率を高めるためのものです。Exnessを含めた海外FXというのは国内FXとは比較にならないようなハイレバレッジが魅力となっています。海外FXでハイレバレッジというと何千倍といったものを思い浮かべる方も多いでしょうが、実はExnessではレバレッジ無制限という選択ができるようになっています。有効証拠金が0ドルから999ドルまでの間に限りますが、逆にこの有効証拠金であれば最大レバレッジ無制限でとてつもない規模のトレードができるようになるのです。他の海外FXを圧倒するようなレバレッジだと言えるでしょう。
- 取り扱っている銘柄がとにかく多い
- Exnessでは取り扱っている銘柄がとにかく多いです。107の通貨ペア、81の株式及び指数、13の仮想通貨、12の貴金属及びエネルギーといったラインナップになっています。取り扱っている銘柄がすべて必ず儲かるというわけではないのですが、やはり選択肢が多ければ多いほどいろいろな形でのチャレンジができるようになります。特に、今は仮想通貨やエネルギーに注目している方も多いでしょうから、Exnessのラインナップであれば文句なしでしょう。また、Exnessの場合にはこれから取り扱い銘柄が増える可能性もありますので、そのあたりでも期待が持てます。